層雲峡
マウントビュー
ホテル

北海道の屋根とも言われる大雪山。マウントビューホテルは層雲峡温泉街の入口に位置する、癒しと寛ぎを併せ持つ山荘リゾートホテルです。

北海道層雲峡は、冬のイベントで盛り上がりをみせています・・。

 

北海道各地では、寒さに負けないくらいの冬のイベントが開催中です!!

当ホテルがある上川町層雲峡温泉もその一つです。

『第42回 層雲峡温泉 氷瀑まつり』は、冬の一大イベントで、毎年1月下旬から3月下旬にかけて行われており、様々な氷像があり、夜にはライトアップされ、多くのお客様で賑わいを見せています。

また、日によってはステージイベントや花火など、盛りだくさんの内容ですよ

是非、この機会に、年に一回の氷瀑まつりを楽しみませんか・・。

そして、層雲峡の氷瀑まつりを体験したあとは、温かい温泉と美味しいお食事を、ご堪能ください・・。

 

【第42回 層雲峡温泉 氷瀑まつり】

・開催日時:平成29年1月25日~3月20日・午前10:00~午後22:00

・開催場所:上川町層雲峡温泉特設会場(国道39号線沿い、石狩川河川敷)

・主な氷像:メイン氷像・氷瀑神社・・など

・主なイベント:ステージイベント(餅まき、振る舞いスープ、抽選会など)、花火、氷瀑アイスクライミング体験(有料イベント)など

・お問合せ先:氷瀑まつり会場:TEL01658-5-3191

・交通機関:当ホテルより徒歩1分

※花火は、悪天候の場合、中止または時間の変更になる場合があります。

※ライトアップは、日没後から終了時間(PM22:00)までです。

※アイスクライミング体験は、お1人様2,000円(用具一式レンタル料込)、期間中の土日、受付時間10:00~15:00までとさせていただきます。

※会場へお越しの際は、温かい服装(帽子・手袋・スノーシューズなど)で防寒対策をお願いいたします。

 

 

氷瀑まつりの花火

氷瀑まつりの花火

氷瀑神社

氷瀑神社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、おはるちゃんは思う・・。

『久々に氷瀑まつりの花火を見たなぁ・・。何年ぶりだろうか・・。今度は、まつり会場にでもいこうかなぁ・・。』

 

 

1月も半ばを過ぎ、これから本格的な冬のイベントが始まります・・。

 

北海道大雪山系の麓にある層雲峡には、夫婦滝として有名な『銀河・流星の滝』があります。

春から秋にかけてダイナミックな滝を観る事ができますが、冬の時期には滝の氷結した姿を観る事が出来るので、夏とは違う雰囲気を味わうことができるのです!!

その『銀河の滝』に、もっと間近でみたい・・と思った方に嬉しいお知らせです

只今、層雲峡ビジターセンターにおいて、『冬季自然観察講座 銀河の滝・神削壁探訪』を期間限定で行っております。

神削壁は、柱状節理が崩落し、約20年間道路が封鎖されている層雲峡核心部にあり、層雲峡を代表する『双壁』に川から挑みます。

また、森林管理署に入林許可をもらい、氷や岩の状態を確認しながら、安全確保の為、ガイドが同行する自然観察です。

今の時期しか見られない景色を、是非、冬の層雲峡で体感しませんか・・。

そして、北海道の寒さを体感したあとは、温かい温泉と美味しいお食事を、お楽しみください・・。

 

【層雲峡ビジターセンター 冬季自然観察講座 銀河の滝・神削壁探訪】

・開催期間:2016年12月17日~2017年3月18日までの毎週木曜・土曜日(ただし、12月31日~1月5日、1月7日(土)、1月26日(木)を除く)

・開催場所:午前 銀河の滝 : 午後 神削壁

・集合場所:層雲峡ビジターセンター

・集合時間:銀河の滝・午前9時45分 : 神削壁・午後12時45分

・参加対象:小学生高学年以上(小中学生は、保護者同伴)

・定員:7名

・参加費:1,500円(装備レンタル料・保険代等実費)(装備:ヘルメット・スノーシュー・長靴・ウェーダー)

・服装:防寒ウェア・帽子・手袋など、冬の野外活動が出来る服装。

・お問い合わせ先:上川町層雲峡ビジターセンター:TEL:01658-9-4400

・交通機関:当ホテルから車で約3分、徒歩で約8分

※服装が不備の場合、集合後でも参加をお断りする場合があります。

※気象状況により、中止またはコースの変更がございますので、ご了承ください。

※酒気を帯びた方の、参加はご遠慮願います。

※参加される場合は、なるべく暖かい服装でお願いいたします。

 

自然の氷ばくです!!

自然の氷ばくです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おはるちゃんは思う・・。

『寒いけど、少しはやってみたいかも・・・』

新年、あけましておめでとうございます!!

今年も、マウントビューホテルおよびテトラホテルグループをよろしくお願いいたします。

平成29年1月1日 元旦

マウントビューホテル 社員一同

 

お正月飾り

お正月飾り

お正月です。

お正月です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんは、今年のお正月は、どのようにお過ごしでしょうか・・・。

先日もお伝えいたしましたが、北海道各地で、冬のイベントが各地で始まろうとしています。

今は、その準備中ですが、早い所で1月下旬から始まります

是非、この機会に、冬の北海道を体感してみませんか・・。

そして、冬の北海道を満喫したあとは、温かい温泉と美味しいお食事を、お楽しみください・・・。

 

そして、おはるちゃんは 思う・・。

『今年のお正月は、なにもしてないなぁ・・一人でお正月特番を見るだけだなぁ・・。今年はいいことがありますように・・・。』

 

Happy Merry Christmas

2016年12月24日

皆さん、今日は12月24日ハッピーメリークリスマスです。

この当りは、10月から雪がよく降ってます。他の場所と違う特別な雪の景色が見えます。

当ホテルの近くにスキー場があり、5月上旬までやってます。

全ての場所に、真っ白な雪の景色でとても綺麗だと私が感じてます。

 

12月24日大家圣诞节快乐。最近从10月开始下雪了。和其他地方不一样的风景,能看见雪的风景。本酒店附近有滑雪场在哪里可以玩到五月上旬。所有的地方纯白的雪的风景我 觉的非常漂亮。

 

ティダー・アウン

 

黒岳スキー場

黒岳スキー場

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今月に入り、より一層寒さが厳しくなっています・・。

 

北海道は、12月に入って連続してくる低気圧の前線に悩まされ、毎日が雪・雪・雪・・・。

でもこれは、各スキー場や、これから始まる冬のイベントには欠かせない存在です!!

そして、雪がないと『The 北海道』って感じがしないのも事実ですね・・。

只今、層雲峡温泉では1月25日から始まる『第42回層雲峡温泉氷瀑祭り』が行われる為、本会場の設営の準備が、着々と行われています。

氷瀑祭りの準備は、はっきり言って、気温が低ければ低い方が、氷が出来やすくなり、綺麗な氷像となります。今年は例年より寒いので、きっと綺麗な氷像が出来るのでしょう・・。

今から、楽しみですが、こうなると、今年の雪は嬉しい悲鳴でもありますね

楽しみといえば、先日から旭山動物園では、冬の風物詩である『ペンギンのお散歩』のイベントも始まりました。

ぺたぺた歩くペンギンに、心癒される事間違いなし!!

今からでも間に合いますので、是非、この機会に、『冬の北海道』を体験してみてはいかかですか・・。

そして、寒い冬を体験したあとは、温かい温泉と美味しいお食事を、お楽しみください・・。

 

【第42回層雲峡温泉氷瀑祭り】

・開催日時:平成29年1月25日~3月20日:10:00~23:00(日没後、ライトアップされます。)

・開催場所:層雲峡温泉街向い 国道39号線沿い 石狩川河川敷(特設会場)

・料金:協力金として一人300円※協力記念のポストカードとホットドリンク100円割引券付

・会場内施設:メイン氷像、北の氷酒場、氷瀑神社・・他

・イベント内容:ステージイベント(抽選会、幸運の餅撒き等)、アイスクライミング(有料・一人2,000円(レンタル道具一式込)、10:00~15:00)・・など

・交通機関:当ホテルから徒歩3分

・問い合わせ先:層雲峡観光協会:TEL:01658-5-3350

 

只今、氷像作成中です。

只今、氷像作成中です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、おはるちゃんは思う・・。

『今年は、氷瀑祭りに行こうと思います・・。一人でも・・・。』

珍客(??)です♪

2016年11月27日

北海道は、すっかり冬景色です・・・。

実は、当ホテルに来られるお客様は、様々です。

中には、お客様はお客様でも、一風変ったお客様が来ます・・?!

人間・・??・・いいえ、それは違います!!

なんと、『エゾシカ』さんご一行様です

毎年、ホテルの後ろにある山から下りてくるのですが・・テリトリーなのか、エサを求めているのか定かではないですが、よく見かけます・・。

たまに、バスの駐車場の所で日向ぼっこしてたり・・・気がついたら、ホテル玄関前を堂々と歩いていたり・・さらには、反対側に行くのに川を越えたり・・・と、まるで自分の家のような感じ(???)で寛いで(??)います

是非、皆さんもかわいい(??)エゾシカに会いに来て見てはいかがですか・・・。

ただし、必ず会えるとは限りません!!また、野生の鹿なので、結構危険です!!

近寄ると、人間を警戒して、すぐ逃げます!!

出会ったときは、ゆっくりと、そっと遠くから、眺めてくださいね

冬の鹿さん。

冬の鹿さん。

 

 

 

 

 

 

 

冬の餌場は、どうやらホテル裏一帯にあるらしい・・・。

 

 

 

 

2Fの非常口の窓に鹿さん登場??

2Fの非常口の窓に鹿さん登場??

 

 

 

 

 

2階非常口の窓から撮っています・・。

 

 

 

 

 

 

ホテル前に現れます!!

ホテル前に現れます!!

 

 

 

 

夏はホテル玄関前を歩きます・・。

 

 

 

 

 

駐車場で日向ぼっこ??

駐車場で日向ぼっこ??

 

 

 

 

駐車場で日向ぼっこ(??)している様子♪

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿さん、いらっしゃいませ!!

鹿さん、いらっしゃいませ!!

 

 

 

 

鹿さん歩いて、ホテルにチェックイン(??)ですか・・。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、上記画像(一部はおはるちゃん)は、今まで社員さん達が撮った写真です。

そして、おはるちゃんは思う・・。

『鹿にぶつからないよう、気をつけて、車を運転しなければねぇ・・。だって鹿が、急に飛び出してくるからねぇ・・。』

 

北海道は、連日のように雪が降り、ウィンターシーズン真っ盛りです・・。

北海道の場合は、ほとんどの施設が春~秋にかけて営業しており、11月ぐらいからはほとんどの施設が冬期休業になります。(ならない所もありますが・・・。)

しかし、当ホテルの近隣周辺の施設では、『黒岳スキー場』『旭山動物園・冬期開園』また1月下旬から3月までは、道内各地で冬のイベントが始まります・・。

そして、12月のイベントといえば、『クリスマス』ですね

当ホテル内にも、素敵なクリスマスツリーが登場いたしました!!

真っ白なクリスマスツリーは、来館されたお客様にとても好評で、ツリーの前で記念写真を撮るほどです

是非、素敵なクリスマスの夜を、源泉100%の温泉と美味しいお食事で、お楽しみください・・・。

 

2016クリスマスツリー

2016クリスマスツリー

メリークリスマス!!

メリークリスマス!!

 

 

 

ホワイトクリスマスツリー♪

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、おはるちゃんは思うのです・・・。

『また、今年もクリスマスがやってくるなぁ・・。今年は、どんなクリスマスになるかなぁ・・(笑)』

 

層雲峡の偉人達 2

2016年9月28日

 

     

    永山岳(標高2,046m)は温泉街からロープウエイとペアリフトを利用して上がり、黒岳を越え、お鉢平から北西方向へと進んだ所にあります。山名は明治時代に北海道開拓使に出仕し北海道の開発と産業の発展に大きな業績を残した永山武四郎の名に因んだと言われています。今回は、山の名の由来となったこの偉人を紹介します。

    明治2年(1869) 、開拓使庁(東京)の開拓判官(松浦武四郎)が蝦夷地北海道と改称し、蝦夷の地にも国や郡をしくこととなりました。それにより、現在の旭川一帯は「石狩国 上川郡」とされ、明治5年(1872)札幌開拓使庁開拓判官 岩村通俊の命により、当時未開地であった上川地方が初めて公式に視察されました。

    明治15年(1882)、岩村(会計検査院長)は北京(ほっきょう)設置を明治政府に建議します。西の京(京都)、東の京(東京)、そして北海道には北の京を設置するという構想です。京は現在の東神楽町など神楽地域を中心とする一帯を想定していました。これは、北海道開発を急速に展開させたいとの彼の願いとともに南樺太に進行する対ロシア警備を急ぐべきとの認識があったものと考えられています。明治18年(1885)、岩村(司法大輔)が永山武四郎屯田兵本部長、後の2代目長官)らを連れて近文山(現旭川市郊外)から上川盆地を視察し、再度上川への北京設置を明治政府に建議します。政府は北海道庁を札幌に置き、黒田内閣で岩村は一旦閑職に追いやられますが、翌明治22年(1889)山県有朋内閣では、北京ではなく離宮 (皇室別邸)の形で要所を置くという「上川離宮計画」が閣議決定されました。これが人々の関心を集めて急速に入植者が増大、上川発展の引き金となり、ここから永山の活躍が始まります。

    明治23年(1890)、調査委員が訪れ上川離宮の予定地が現在の旭川市神楽岡公園や上川神社近くに選定されると、あわせて皇室御料地も設定されました。御料地は10552㏊、 離宮造営予定地は33㏊とされました。しかし、その後の札幌・小樽の財界人や第4代北海道庁長官北垣国道の反対により計画は頓挫します。明治44年(1911)、皇太子の北海道行啓の際に離宮予定地をご訪問されましたが御料地の指定は解かれ、大正13年(1924)、離宮予定地であった場所に上川神社が移設されてことは終了します。

    軍事の面においては、ロシアの侵攻に対抗するとともに本道開拓の推進のために農と兵を兼ねた屯田兵制度の設置が望まれていた当時、永山は開拓使に加わり、同僚の開拓使とともに北海道に屯田兵設置を建白しました。明治8年(1875)に開始され明治37年(1904)に解体されるまでの30年間で37の中隊、7337戸の兵家(家族を含め3万9900人余り)が入植した屯田兵は、本道の開拓・発展の礎を築き上げました。

    明治21年(1888)、総理大臣となった黒田清隆はロシアのコサック兵制度について調査していた永山に屯田兵本部長を兼任させ、2代目北海道長官に抜擢します。その後、上川・空知に屯田兵の重点を移し、それまで士族に限られていた屯田兵資格の枠を撤廃すると、兵村は農・商・工に長けた人々によって開拓の模範として急速に成長を遂げてゆきました。その後、層雲峡温泉に目を向けたのも彼らです。同年、永山は札幌農学校に兵学科を設けて兵士の養成を図るとともに上川離宮護衛のために多くの屯田兵を上川地域に招き入れ、今日の旭川の都市機能を発展させました。また、御用林を道内全域に造営、夕張・空知には炭田、札幌にはロシアとの接触に耐えうる人材の育成のためにロシア語研究所を設置することで、本道開発に要する各種資源の確保を彼は次々と行いました。

    明治37年(1904)5月27日、67歳で永眠すると遺志により遺体は上野から札幌に移され軍服姿で豊平墓地に埋葬、後に里塚霊園に移されたそうです。

    どうぞ大雪山層雲峡へお越しください。人と自然との在り方を振り返りながらゆったりと時が流れる癒やしの旅に、当館もお役に立てることができましたら幸いでございます。

                                                                                                                                                                   Nobu

 

参考資料:「よみがえった『永山邸』」(高安正明、共同文化社、1990)

                    「北海道開拓の先覚者達(27)~永山武四郎~」(財界さっぽろON LINE、2014)

上川総合振興局ホームページ(地域政策課 「大雪ものしり百科『自然編』」

皆さん、こんにちは

層雲峡の紅葉・・麓まで到着いたしました!!(・・・といっていいのかな???

まだ、完全とはいかないですが、多分今年は、このまま終わるのではないかな・・と思います。

8月に台風が4回上陸したために、日照時間が少なかったのと気温が上がらなかった為に、例年より少しだけ紅葉のスピードが遅いかな・・とも思います。

しかし、9月に入り、天気の良い日が続き、また日中と夜の寒暖差が激しくなった事で、紅葉の色つきが少しだけ濃くなって参りました。

層雲峡温泉街は、今が見頃ですので、是非、この機会に『日本一早い紅葉』をお楽しみください・・。

そして、紅葉狩りを楽しんだ後は、ゆっくりと温かい温泉と美味しいお食事を、ご堪能ください・・!!

 

9月22日現在の紅葉の様子(ホテル前)

9月22日現在の紅葉の様子(ホテル前)

 

 

 

 

 

 

 

 

9月22日の紅葉の様子

 

 

 

 

9月25日現在の紅葉の様子

9月25日現在の紅葉の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

9月25日の紅葉の様子

 

 

 

 

9月26日現在の紅葉の様子

9月26日現在の紅葉の様子

 

 

 

 

 

 

 

9月26日現在の紅葉の様子

 

 

 

 

 

そして、おはるちゃんは思う・・。

『紅葉が終われば、冬の季節になるなぁ・・。今年もまた、タイヤ交換する時期だねぇ・・。』

層雲峡の偉人達 1

2016年9月16日

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明治44年(1911)、時の逓信大臣(鉄道院総裁兼務)あてに建白書を上申し、貴重な自然資源を開発の手から守るため国がそれを保護すべきであると説いた人物がいました。かつての愛別村長、太田龍太郎です。彼は「国立公園」という名称を日本で初めてここで用い、後藤新平大臣に「霊山碧水」(現在の層雲峡周辺を指す)の保護を力強く訴えかけました。「土地払い下げの運動も猛烈となって、いわゆる政商・富豪の類いが競い合って土地を入手すべく狂奔している。ゆえに国家百年の大計によって、石狩川上流約十里四方の地域を厳重に保護、取り締まり、いかなる個人・団体にも土地の払い下げは絶対断固禁止せらるるべく嘆願する。」(要約)

彼と後藤が幼なじみであったことも功を奏しますが、同年富士山一帯を国の手で保護するための誓願が日光の人々から帝国議会に提出されたという好機を彼が逃さなかったことが一番の理由と考えられます。この功績により、大雪山は昭和9年(1934)に国立公園の指定を受けます。北海道の中央にあたり北見・天塩・十勝に通ずる道路・鉄道が敷設される日が刻々と近づいていた頃、彼は既にその先の道民の心の安らぎを憂い、我利私欲に流されることのない保護地区の建設を急務と捉えて疑わなかったのです。

一方、地域開発の魁けとなったのが、後の層雲峡温泉の開祖で塩谷水次郎の養子、塩谷忠です。大正元年(1912)、養父水次郎が常呂郡オンネ温泉の国沢歴蔵とともに発見した温泉をもとに、陸軍第七師団司令部(旭川)軍医部の転地療養所建設計画に忠が協力し、旭川町議、区議、後に商工会議所会頭となる荒井初一がそれを援助したことから温泉と道路・電気のインフラ整備がこの地で急速に進められました。しかし、大正11年(1922)の豪雨で石狩川が氾濫し「塩谷温泉」も「国沢温泉」も建物・家財もろとも流されてしまうと、翌年、荒井は塩谷温泉の権利を譲り受け、大正13年(1924)、木造平屋50坪の大旅館を造り上げました。早速、彼は館の宣伝を兼ねて旭川の有力者十数名を馬に乗せ、新築の「層雲閣」に招待したと言われています。また、その翌年には「大雪山調査会」を結成し、会長兼スポンサーとして大雪山の科学的調査研究や高山植物の保護指定、山なみの魅力紹介などに奔走しました。

「層雲峡」の名は、詩人で文筆家の大町桂月によって世の中に広められました。大正10年(1921)、塩谷温泉に宿泊した彼は黒岳・白雲岳・旭岳・松山温泉(現在の天人峡温泉)を和服にわらじという出で立ちで踏破し、雑誌「中央公論」にその登坂記を載せました。登山家でもあった彼は後に「富士山に登って山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大きさを語れ」という名文句も残しています。

保護と開発、相反するこれらが縦糸と横糸となって織り出す珠玉のタペストリー、それが大雪山であると言えます。太田龍太郎が国家百年の大計として訴えた自然保護思想が脈々と流れ、塩谷、国沢の両氏と荒井初一が私財をなげうってでも人々に伝えようとした奥深き山の魅力や価値が今なお損なわれずに花開いているのです。どうぞ層雲峡へお越しください。人と自然との在り方を振り返りながらゆっくりと時が流れる癒やしの旅に、当館もお役に立てることができましたら幸いでございます。

nobu

参考資料:「大雪山物語」(北海道新聞社、1985)

「大雪山から育まれる文献書誌集 第2集」(東川町、2015)

ウエッブマガジン「カムイミンタラ」(りんゆう観光)

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