層雲峡
マウントビュー
ホテル

北海道の屋根とも言われる大雪山。マウントビューホテルは層雲峡温泉街の入口に位置する、癒しと寛ぎを併せ持つ山荘リゾートホテルです。
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捕食者と非捕食者が仲むつまじく食べ物を分け合うことは自然界には滅多にないこと。思いがけず嵐となった山中の山小屋で二人は偶然出会います。子ヤギのメイが真っ白な体をわらの中に横たえて雨風が通り過ぎるのを待っています。そこに、ヤギの群れを追ってこの山に迷い込んだオオカミのガブが入ってきます。

「ひでえ嵐でやんすね・・・」 二人は真っ暗な小屋の中でぎこちなく挨拶するとゴロゴロと雷鳴轟く山を恨み、互いを励まし合いながらぽつりぽつりと言葉を交わします。微かに香る子ヤギの香りに惑わされながらガブは自らの異変に気づきます。小さなか細いその声の持ち主がいとおしくなっていることに気づいたのです。はじめはそれがヤギとも知らず。そしてオオカミとも知らずに、メイも勇気を振り絞って嵐の夜を大きな爪の持ち主と二人で乗り切る覚悟をします。

風雨に慟哭する山の中で一瞬稲妻が走ると二人は抱き合い、互いに互いの存在を特別なものと認識し始めます。ガブが苦しい言い訳で葛藤を隠し、食欲を越えた不思議な境地に辿り着いた頃、まばゆい朝日と共に夜が明けます。互いに背中を向けて歩き始めた別れ際、悶々とした気持ちを抑えきれず、ついにガブはメイに駆け寄り後ろからその大きな口でこう告げます。 「今度、いつ会えるっす?」 そして、逢瀬の約束をする時の二人だけの合い言葉、それが「嵐の夜に」と決まります。

全7冊からなる「あらしのよるに」シリーズは私も娘に何度も繰り返し読み聞かせたものでした。先日読み返す機会があり、ショックを受けました。友情や慈しみの心がテーマなのだと信じて来たこの作品、なんとこれ、どこをどう読んだってラブストーリーじゃありませんか。どうしてこの年齢になる今の今まで気が付かなかったのだろう。出会いといい、再会の仕方といい、煩悩を乗り越える男の葛藤といい、仲間と離れて逢瀬を繰り返す二人の姿といい、あれは照れ臭いほどのラブストーリーでした。挿絵は旭山動物園で飼育係として25年間働きながら動物たちの姿を躍動感溢れる独特なタッチで伝えている あべ弘士さん、文は子ども向けの絵本や戯曲を手がける作家 木村裕一さんです。

4月28日、夏季オープンを迎えた旭山動物園までは当館から車で1時間、バスを乗り継いでも2時間です。当館客室の空き状況などのお問合せはフロントまで。 ☎ 01658-5-3011IMG_3021[1]IMG_3022[1]IMG_3026[1]IMG_3027[1]

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